自分への戒めと、
カヤックでの海難事故が増加傾向にあるというお声を拝借しましたので、
防止するための僅かな啓蒙になればと、
僕の体験談をご紹介します。
なお、上記の記事は様々な方々がブログで紹介されているfanさんのブログをご参照ください。
その当時mixiで記事にしたのでマイミクの方々はすでご存知なのですが、
2年前の出来事です。(カヤックの事例ではありませんのでご了承ください)
以下僕のmixiの日記の原文のまま↓(2008年9月24日の日記です)
先日のシロイカ釣り。こいつを餌に鯛を釣る予定でした。
その移動中、物ごころついて釣り人生35年の中で経験したくない出来事に遭遇しました。暗闇の中での船の衝突です。
軽傷ですがけが人もでました。(2名が港から救急車で搬送)
幸い僕は無傷。クーラーボックスに横向きに座り、衝撃には最も弱い座り方をしていたにもかかわらず、よほど運がよかったのでしょう。
闇の中での激しい衝撃と衝撃音、いったい何が起こったのか全くわかりませんでした。
闇夜を走っていた我々の船が、別な大きな船にぶち当たりました。全く相手の船が見えなかった。船首は大きく破損、沈没が懸念されたため、即相手の船に救助され、乗り移りました。(結果沈まず、海保の曳航で港へ帰還)
相手の船の目印となる明かりらしきものが確認できなかったというのが、我々の船の共通認識です。(僕は左舷から右舷側を向いて座っていたためライトに関しては不明)
事故後、相手の船の方々の誠意ある対応で、無灯火で走行していたのでは?ということ以外は、何も不満はありません。
船長さんも後で関係者それぞれをお詫びの訪問もしていただきました。
船長さんいわく20数年漁師をやってて、初めての経験でどうしていいか分からないが、とりあえずお詫びに。という言葉が誠実な方だという印象を覚えました。
相手の船は19トンでかすり傷程度で、自転車が大型トレーラーへ喧嘩を売ったようなものです。
何はともあれ運がよかったです。
我々の乗っていた船は、9メートル、1.9トンの船なので、船首2名船尾2名程度の配置です。
たまたま、船首は風通しがよく寒いからというだけの理由で、船首の2名は船尾に移動してきていたこと、一人は立ったままでしたが、日よけテントのパイプをしっかりと握っていたこと、一人は正面を向いて座っていましたが、船室のドアを開けたまま両サイドの枠をしっかりと握っていたこと、船長も闇夜走行のため、立ったままあたりをキョロキョロしながら乗っていたこと(それでも明かりらしきものは、全く見当たらなかったとのこと)
明るくなってから船を見て、ぞっとしました。船首に乗っていたら、運がよくて海へ落下、最悪相手の船のハルへ激突し、その結果・・・だったでしょう。(船長が、寒いから後ろへ来れば?と声をかけていなければ、2名は船首にいたままです)
回転窓は割れていますし、船室へ入るドア回りもひずんでいると同時にガラスは破損、外のハンドルもへしまがっていました。船首は1番目の仕切り板までグシャリで、穴があいてしまいました。というより先っちょがなくなってしまいました。
その移動中、物ごころついて釣り人生35年の中で経験したくない出来事に遭遇しました。暗闇の中での船の衝突です。
軽傷ですがけが人もでました。(2名が港から救急車で搬送)
幸い僕は無傷。クーラーボックスに横向きに座り、衝撃には最も弱い座り方をしていたにもかかわらず、よほど運がよかったのでしょう。
闇の中での激しい衝撃と衝撃音、いったい何が起こったのか全くわかりませんでした。
闇夜を走っていた我々の船が、別な大きな船にぶち当たりました。全く相手の船が見えなかった。船首は大きく破損、沈没が懸念されたため、即相手の船に救助され、乗り移りました。(結果沈まず、海保の曳航で港へ帰還)
相手の船の目印となる明かりらしきものが確認できなかったというのが、我々の船の共通認識です。(僕は左舷から右舷側を向いて座っていたためライトに関しては不明)
事故後、相手の船の方々の誠意ある対応で、無灯火で走行していたのでは?ということ以外は、何も不満はありません。
船長さんも後で関係者それぞれをお詫びの訪問もしていただきました。
船長さんいわく20数年漁師をやってて、初めての経験でどうしていいか分からないが、とりあえずお詫びに。という言葉が誠実な方だという印象を覚えました。
相手の船は19トンでかすり傷程度で、自転車が大型トレーラーへ喧嘩を売ったようなものです。
何はともあれ運がよかったです。
我々の乗っていた船は、9メートル、1.9トンの船なので、船首2名船尾2名程度の配置です。
たまたま、船首は風通しがよく寒いからというだけの理由で、船首の2名は船尾に移動してきていたこと、一人は立ったままでしたが、日よけテントのパイプをしっかりと握っていたこと、一人は正面を向いて座っていましたが、船室のドアを開けたまま両サイドの枠をしっかりと握っていたこと、船長も闇夜走行のため、立ったままあたりをキョロキョロしながら乗っていたこと(それでも明かりらしきものは、全く見当たらなかったとのこと)
明るくなってから船を見て、ぞっとしました。船首に乗っていたら、運がよくて海へ落下、最悪相手の船のハルへ激突し、その結果・・・だったでしょう。(船長が、寒いから後ろへ来れば?と声をかけていなければ、2名は船首にいたままです)
回転窓は割れていますし、船室へ入るドア回りもひずんでいると同時にガラスは破損、外のハンドルもへしまがっていました。船首は1番目の仕切り板までグシャリで、穴があいてしまいました。というより先っちょがなくなってしまいました。
同乗者の一人は、恐怖のあまりしばらく釣りは・・・と言っていました。海保の方々にも、「よう、その程度のけがで済んだなぁ」といわれ、改めて破損状態をみると納得です。
病院から港へ返ってきたのが、午前3時頃でその後事情聴取に約2.5時間。
ひとりひとりです。現場検証やらなんやらで、解放されたのが午前10時半ごろだったでしょうか。
散々な釣りとなってしまいました(涙)
船長もかなりへこんでいる様子でしたが、船が治ったらまた行きましょうね。と勇気づけておきました。
家庭内で釣り禁止令が発令されてはまずいので、ここだけの話にしておきます(爆)
教訓 「絶対・・・なんてことは絶対無い」
こんなことがあろうと、釣りはやめません(宣言)
↑当時の記事はここまで。
気をつけていても、不可抗力はあるわけですが、
何があるかは分からないのも、自然の中では当たり前のことなのかもしれません。
「慣れ」が危険感知のセンサーを鈍らせてしまいます。
様々なことを想定しつつ、謙虚な釣りを心掛けたいと思います。
どうかみなさん、ご安全に!!